中小企業の採用は「情緒的価値」で勝負せよ
立川の採用コンサルティングを行なうコンセプトメイク㈱です。
今日のテーマは、中小企業がモテるための基本中の基本、概念をお話しさせていただきます。
~条件で勝てないなら、"エモさ"で選ばれる会社になろう~
大手企業と同じ土俵で勝負していませんか?
多くの中小企業が採用に悩んでいます。
「応募が来ない」「良い人材が採れない」──そんな声をよく聞きます。
そこでよくあるのが、「もっと給与を上げないと…」「福利厚生を充実させなきゃ…」という発想。
でも、ここでハッキリ申し上げたいのは、
条件(給与・待遇・社格)で勝負しても、大手企業には勝てません!
大手のネームバリューや安定感には、やはり安心感があります。
けれど、だからといって中小企業が「選ばれない」わけではないんです。
中小企業が勝てるのは“感情”や“雰囲気”の部分
条件で勝てないなら、勝負すべきは“情緒的価値”です。
たとえば──
- 「地域密着で安心できる」
- 「社長がいい人だった」
- 「社員がイキイキしていた」
- 「理念に共感できた」
- 「社内の雰囲気があたたかかった」
これらはすべて、条件とは別の「感覚的な価値」です。
でも、人は意外と“感情”で会社を選びます。
求人票では伝わらない。伝えるべきは“雰囲気”
「やりがいあります」「アットホームです」と書かれても、正直ピンときませんよね?
だからこそ、雰囲気を“リアルに”伝えることが大切なんです。
- 会社の空気感
- 仕事の様子
- 働いている人の声
- 社長の考え方や理念
こうした“エモさ”を前面に出していくことで、「なんか良い会社だな」と感じてもらえる。
これが中小企業の採用成功のカギになります。
モテない人間が勝負すべきは「中身」だけ
ちょっと例え話をします。
恋愛でも、見た目や肩書では勝負できない人間がいます。
そういう人が勝てるのは何か──
「中身」=考え方や人柄、誠実さで勝負するしかないんです。
これは会社も同じ。
- 有名じゃない
- 給与が特別高いわけじゃない
- 規模も大きくない
──だからこそ、「中身」で選ばれる会社になればいい。
これが、“モテる会社”への第一歩です。
採用に悩む中小企業がまずやるべきこと
では、実際に何から始めればいいのか?
まずは次の3つを言語化してみましょう。
- なぜこの会社をやっているのか(理念・思想・会社が目指すもの)
- どんな人と働きたいのか(求める人物像)
- 働いている人が語る「この会社のいいところ」(事実、口コミ)
これを文字だけでなく、写真・動画・声で伝えるようにする。
そうすれば、少しずつ「共感してくれる人材」が集まってくるようになります。
情緒的価値は、あなたの会社にすでにある
多くの中小企業にとって、情緒的価値は“新しく作るもの”ではありません。
すでにあるものを、ちゃんと“伝えていない”だけ。
- 社員の笑顔
- 一生懸命な姿勢
- 顧客との温かい関係
- 社長の想い
これらを、丁寧に、情緒的に伝えていくことが“採用活動”の本質です。
まとめ:モテる会社になるための第一歩を
中小企業こそ、「雰囲気」や「感覚」で選ばれる存在になれる可能性を秘めています。
採用で困ったら、ぜひ思い出してください。
勝負すべきは“条件”ではなく“情緒的価値”だということを。
「伝わる会社」になることで、きっと“モテる採用”ができるようになります。
📩 採用ブランディングや求人制作のご相談も受け付けています。
「うちの会社、どんな魅力があるんだろう?」という段階でも、お気軽にどうぞ。
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