30代以降のキャリアに「コンセプト」を

社会人となり、無我夢中で走り抜いた20代を経て、30代となったあなたへ。

あなたのキャリアのテーマ（方向性）は見えているでしょうか？

もちろん、働く以上は生涯テーマが変わり続けることもありますが、多くのエグゼクティブに共通している要素が、

「自分オリジナルの追求したいテーマ（社会問題や業界・職種など特定のコンセプト）を持っている」

というものです。

あなたのキャリアに「コンセプト」はありますか？

問題意識が低いのは、人生の原体験が足りないせいかもしれません。

原体験は、自分の普段の行動を超えた際に出会うことが多いようです。

転職もそうですが、人、住まい、旅、遊び、新しい学び、など様々な非日常行動から「人生を変える原体験」と出会うチャンスが生まれます。

目の前の求められるアウトプットに注力するあまり、自身のテーマが疎かになっていないでしょうか。

社会当事者の一員として、地域や世代の問題に目を向けることも取り入れてみてはいかがでしょうか。

コモディティ化していくスキルばかりではなく、オリジナルのテーマを持つことで、没入感や持続性が得られます。

自身のキャリアに独自性や優位性といった差別化をもたらすものは、他人より強い好奇心、そして好奇心から生まれる探求です。

追求していきたいテーマや方向性、私生活の楽しみ方も含めて、人生のコンセプトと向き合うことが大切です。

あなたの、人生のコンセプトは何ですか？

生きる証は何でしょうか？

何を世の中に残したいでしょうか？

生きた軌跡は、自分自身で刻んでいくしかありません。

そのために、人生のコンセプトと向き合う習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。